■残り22試合

残り22試合で今シーズンも終了。 そんな中、彗星のごとくあらわれた「ビッグD」こと救世主ヒース。

三試合を投げ19回1/3を防御率0.47と、崩壊気味だったローテを支える「柱」的活躍を見せた。


救世主ヒース


■今季目立ったのは「大活躍」→「攻略」→「絶不調」

打者にしろ、投手にしろ、前半戦の活躍が嘘のように不調に陥る選手が目立った。 これは、今期に限った現象ではないのだが、カープが好調で、例年より試合を目にする機会が増えたため、ファンは、

「1年通して活躍する難しさ」

を再確認したシーズンになっている。

■「リーグ優勝」を狙うのか「CS優勝」を狙うのか?

もちろん、最優先すべきは、

「リーグ優勝」

である。

リーグ優勝するには、首位の巨人に“救世主”ヒースをなるべくぶつけるべきだ。

だが、予想外の連敗で早期に首位の可能性がなくなった場合はどうするか?

そのときは、阪神と巨人にはヒースを投げさせない、という選択肢も作戦の一つだ。

「リーグ優勝」と「CS優勝」は、「長期戦」と「短期決戦」。

闘い方や、戦略はおのずと変わってくる。

現在のヒースの「無双」っぷりが、実力なのか、初物特有のものなのかはわからない。

だが、DeNA、中日、阪神というプロ野球チームに“初対戦”で先発し防御率0.47の数字を残したのは事実。

シーズン終盤の天王山は、「短期決戦」も睨んだ采配が必要になってきそうだ。


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