タイトル

■去年のクライマックスシリーズの売り上げ


【1位】巨人 7億5000万(主催3試合+放映権料+グッズ収入)

【2位】阪神 5億5000万(主催2試合+放映権料+グッズ収入+飲食収入+電鉄利用料)

【3位】広島   150万(Tシャツ代ほか)

■去年3位の広島は「150万円」の売り上げ…


2位の阪神と「5億4850万」の差…。

この金額は、今季のマエケンの年俸、約2人分の金額だ。

去年、16年ぶりにAクラスに入り、悲願のCS初出場をはたしたカープだが「会社」としての売り上げは主催権がないためほとんどない状態だった。

地元広島を中心とした「経済効果」は、大いにあったものの、「球団経営」や「補強」に必要不可欠な収入の面では課題が残る結果となった。



■2位の阪神は「電鉄利用料」まで収入になる


交通インフラを持つ企業ならではの収入源。


「阪神が盛り上がる」→「球場に人が集まる」→「本業の電車利用客が増える」


まさに「三連コンボ」。


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↑甲子園に行くには絶対乗らなければならない交通機関





■1試合多いだけで「2億5000万」前後お金が動く


去年、1位の巨人はCSファイナルを3連勝で勝ち抜いた。 あまりに盤石の三連勝だったため、巨人ファンの間では、


「ワザと負けて、もっと儲けを増やせ!」


という声が上がったほどだ。 それだけ、ポストシーズンというものは、球団経営に大きな意味を持つ。



■今年は2位以上に入り「ボーナス」を勝ち取れるのか?


マエケン何人ぶん


首位奪取が難しい状態になってしまったカープだが、残りの試合は「CS本拠地主催権」を欠けた戦いになる。

CSファーストでマエケン2人分の収入…。

日本シリーズにでられれば、さらにマエケン2~4人分の収入…。


今季でメジャー移籍が確実視されているマエケンの補強をスムーズに行うためには、


「主催権」の“死守”


が重要事項だ。