「ギャンブル枠」藤浪晋太郎ですら年俸10倍の資金力! 日本球界の人材流出が止まらない


「最近の新人は怖いもの知らずというか、なんというか……。『いずれは自分も』とメジャー志向を隠そうともしない。それだけ、メジャーが身近になったということなんでしょうけど、夢はあっても1年目で口にするなんてできませんでしたよ」

とは、40代のプロ野球OB。阪神のドラフト1位外野手の森下翔太(22=中大)が「将来的に自分もメジャーに」と言えば、新人合同自主トレにリーゼント頭で登場したロッテの同1位投手の菊地吏玖(22=専大)も入団会見の席で「プロ野球で他を圧倒して、いずれはメジャーの舞台に立ちたい」と宣言する姿に、若手OBですら「ジェネレーションギャップ」と苦笑いするのだ。

「吉田らの大型契約以上にメジャーの資金力を見せつけられた感じがします。失礼ながら、“あの藤浪でも年俸10倍で需要があるならば”と背中を押された日本の選手は多いと思う。藤浪のアスレチックス入りは、日本選手のメジャー流出をさらに加速させる契機のひとつになるのではないか」(高橋善正氏)


日本プロ野球の平均年俸4312万円、メジャーと比べると…

メジャーリーグの22年度の年俸総額は約42億ドル(5460億円)で、平均年俸は約430万ドル(約5億5900万円)。04年と比べてどちらも2倍前後に上昇している。コロナ禍があり、観客動員はまだ回復過程にあるにもかかわらず、このオフも大型契約が相次いだ。

 その背景のひとつを、野球文化学会会長で名城大准教授の鈴村裕輔氏は日刊ゲンダイのコラムで、こう書いている。

「機構は従来のFOXに加え、Apple TVやNBC系列のピーコックとオンライン配信の契約を新たに結んでおり、2022年だけで放映権収入の合計は19億6000万ドルになる。これが30球団に配分されるのだから、各球団は年俸の原資として安定した財源を持っていることになる」

(全文はリンク先)

失われた30年は大きいですね。1995年のメジャー平均年俸は111万㌦。当時のレートで約1億円。当時の落合の年俸が3.8億。清原・秋山が2.5億。今の状況は記事の通り。

現在の観戦チケットは50ドル(エンゼルスのデータ)前後なので、そんなに日本と変わらない(西武球場だと内野指定Aが4000円前後、東京ドームで6500円前後。シートの席はいわゆる内野指定A)

だとすると他の収入源(広告、TV放映料、グッズ、ポストシーズン・オールスターチケット収入)が異様にでかいということになる。こればっかりは景気に左右されるのとメジャーの場合には海外での収入があるので、日本は太刀打ちできない。せいぜい台湾とか韓国に放映権・グッズが売れる程度。










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・私はサッカーも好きですが、違う競技とは言え普通の事だと思います。

年俸に焦点が行くのは当然かと思いますが、根底としては、やりがいや興味、目標などのところではないでしょうか。

メジャーに行く選手は年俸もあるでしょうが、それ以前にメジャーの舞台でプレーしたいって気持ちが、大半の選手の根底にあるように思えます。

そもそも、その気持ちが無くてお金目的の選手がメジャーを目指す事は少ないのでは無いでしょうか。



・海外FAまでの期間が大幅に縮まり、若いうちにもっと気軽にメジャーに行ける環境となれば、ずいぶん変わるとは思いますが、千賀のように海外FA取得できる年齢が30近くなると年俸ではなく、まずは相当な覚悟が無いとメジャーに行きにくいと思いますね。



・例えば王貞治さんがメジャーに挑戦してたら?江夏さんがメジャーで投げてたら?
それが実現しなかったのは、当日の日本人にはNPBが最高レベルの世界でMLBなんか選択肢に入っていなかったからだと思います。

それが身近な存在になったから、NPBで活躍して、いつかはMLBへと先輩が敷いたレールを走りたいと思う選手が増えるのは当然だと思います。
近年少し出てきたNPBに入らずにMLBを目指す選手も増えると思います。

そう考えるとNPB発展の為にポスティング等のルールを再編する時期が近づいてるのかもしれません。











・MLB>NPBと上の存在だとマスコミは煽って来たんだから
選ばれし精鋭としての名誉として希望する人が増えるのも当然の事

売上の規模が、日本の10倍あるんだからギャラも同様になるのも当然
組織としての成熟度、選手の最低レベルなどでも
NPBはまだ負けているかもしれないけど、ある程度の選手が挑戦できるようになった

売上上げる為には観戦しに来る人や観戦方法を増やす事が必要

少しづつ変わって来てますが、スポーツは無料で見る事が当たり前の日本の体制も大分影響あるでしょうね




・>プロ野球で他を圧倒して、いずれはメジャーの舞台に立ちたい」と宣言

残念ながら現行のルールではソレは日本で旬を使い果たしてからメジャーもやってみたいと宣言するも同じ事。

NPBとMLBは目指す方向性が違うんだが、日本人はどっちに行きたいんだ?中南米などは旬のうちにMLBに挑戦する。望む舞台に己の旬を投入すべき。まずは寿司屋に弟子入りして一人前になってフランス料理店に就職したい!同じ料理でも全然違うのに、二つを混同するとそういう事になってしまう。

将来どんな料理人になりたいかでプロセスは変わってくる。一部例外はあるものの特に野手は新人から日本で10年もやってしまうと感覚や癖が対NPB仕様に固まってしまうので旬を過ぎてからでは対応が難しくなるケースが非常に多いので要注意。

自分がナニを目指すのかを今一度よ~く考えて進路を決めてもらいたい。



→要するにNPBなんかに入らずに、最初からMLBに挑戦するべきと言う事なんでしょうか?

そんなギャンブルを18才そこそこの選手に押し付けるのは酷すぎると思います。
また、プロに入れるまで育てる為には親や家族の方々がどれだけ犠牲を払ってるかも考える必要があると思います。



MLBには25歳ルールもある。

25歳未満で行ったところで、マイナーリーグでたらい回しや使い潰しに遭うだけ。

結城海斗投手が16歳でマイナー契約してどうなったのかご存知無いのですか?コロナ禍も影響したとはいえまともにマイナーでも出されず、既にリリースされていますが。








・やるからには頂点を目指す。普通の事。

頂点の認識がNPBからMLBに変わっただけ。

NPBで十分と考える志の低い新人より、大志を抱く新人の方が期待できる。

ただ、直接MLBに行かれるとスター不在でNPBの魅力が落ちるから、暫くはスター選手として日本に居てもらいたい。

野球は選手寿命が長いし4年5年MLBでプレーするだけでも十分稼げるし。



→>4年5年MLBでプレーするだけ

1年プレーする事すら難しいのに




・メジャーに行けるレベルになればトゥGOでいいと思うけど。藤浪投手だって剛腕だし環境変わってMLB打者が早打ちしてくれれば、ハマる可能性もあると思う。打者側はパワー勝負だから厳しそうですね。

プロの賞味期限は短いから挑戦してなんぼで、田澤投手みたいに直接メジャー行きも増えてくるかも知れないね。サッカー選手は海外OKだけど、野球は頑固な世界に感じるね。だけど英語は必須だわな。




・若い時から野球の最高峰で世界中から化け物みたいな選手が集まってくるMLBを目指すことは間違いじゃないし良いことだと思うけど、某投手みたいに日ハム→MLB→ソフトバンクのようなFAの抜け道みたいになることは問題だと思う。

少なくともMLBに移籍してNPBに戻る場合についていえば保有権は元の球団に限るとして、そこから国内他球団への移籍のルール作りをしっかりしておかないと、人的補償等が発生しない形でのFA国内移籍みたいな抜け道的な形が今後また発生しかねない。




・野球界だけでなく、日米の経済格差を分かりやすく表した例なのでは?

ただそれは、失敗ではなく我々の想いが明確になってきたということ。日常に、精神的豊かさを取り戻したいと。

戦後、高度経済成長と引き換えに精神的豊かさを失いました。対してアメリカは、疑問なく経済成長を求める国民性なのでは?とコロナ禍を通して改めて感じましたね。

30年余り続いたデフレ下で拡った米欧との経済格差は、「経済の豊かさよりももっと大切なものは何か?」という疑問が多くの国民に湧いてきた結果だと思うのです。

日本人には、経済成長は捨てられても、精神的豊かさの追求を捨てる事は出来ないのです。




・結局の所、日本の指導者は見てる数字が古いって事でしょう

勝敗や防御率は、味方の援護や守備の上手さで変わってくる。併殺もまともに取れない阪神の守備では防御率変わってくるだろうからね

それよりもメジャーは去年の四死球率が入団以来最も高かった点やらボールの回転数、変化の度合いなど科学的数値で判断するというだけでしょう



→藤浪は去年が一番制球力が高かったわけだが、古いイメージを引きずって数字を見ずに、抜け球があるだけで「まだダメだ」と判断する首脳陣だったというだけだと思うけどね
先発は長く投げさせるという投球なんかさせてたけど、藤浪のスリークォーターだと握力が落ちれば一気にコントロールを乱すわけで

メジャー流の球数制限で投げる方が成績が良くなる可能性は高いと見ても不思議ではない


→防御率は所属するチームの守備力等で変わってきますので今はFIPは投手自身の実力での数値になる。後WHIPも投手の力量指数に値します。











高いレベルの世界があって、報酬も大きいわけだから、流出と言うより挑戦する人がいて当然でしょうし、それを阻むのも変です。その挑戦には挑戦した当人が被るリスクもあるわけですしね。




・まず本当の自由市場にすべきである。高卒でメジャーに行ったから帰ってきてNPBに認められないなどの制度の撤廃をしなければ日本はそのうち時代遅れになる未来が見える

世界で競争していかなければ狭い島国で野球は廃れてしまうのがわからないのかなと思うのだがどうだろう



自由市場というのであれば、そもそも海外FA選手やアマチュア選手が25歳にならないといくら結果を残してもちゃんとした年俸も貰えない現行ルールのMLB側も、これ以外にも是正すべき点は山ほどある。

日本側だけが悪いみたいな言い分は論外。





・これじゃ日本の有望な高校生も最初からメジャー目指した方がいい。

一番若くていい時に日本でやるよりアメリカでやってガッツリ稼いだ方がいい。特に投手は選手生命が短いから甲子園なんか目指さないでメジャーを目指す選手が増えてほしい。
甲子園の無茶な連投で潰れてしまった選手がどれだけいる事か、、、。

日本はやってる事が旧態依然としてて練習法は未だに投げ込み、走り込みやって非科学的で球団はお金は出さないし、いいことないよ。
メジャーの選手が走り込み、投げ込みなんてしてるなんて聞いたことないよ、、、。



今のところ、高校生や大学生でドライチ競合というレベルの選手が直にMLB球団と契約した例がないので何とも言えません。

が、いいか悪いかは別にして、いずれそういう選手が出てくることは間違いないと思います。




→>メジャーの選手が走り込み、投げ込みなんてしてるなんて聞いたことないよ

上原浩治は若い頃の走り込みがあったから長く現役を続けられたと色々なところで語ってますけど。



→大谷を見てもそれを言う?
体が出来てないからハムに入らなければ向こうで何年もハンバーガーリーグ



→コメ主のいうガッツリ稼ぐ、とはどのくらいのレベルかわかりませんが、メジャーのほうが半端なく厳しい競争ですよ・・・




・アメリカ(MLB)と日本(NPB)の年俸の違いを言ってるが、物価も違うから一概にはその差が大きいってのは言えないんじゃない?

昨日だったか須藤元気のツイッターかなんかでアメリカのバイトの時給が日本円で3,000円ぐらいって書いてあったけど、普通に日本の平均的な時給の3倍。けど、ラーメン1杯が3~4,000円ぐらいとか、家賃がとんでもない金額(金額は忘れました)だとかで、その事も踏まえて考えたら、単純に10倍!凄い!て考えるのは早計かと思います。




・アスリートも企業勤も、海外に挑戦できる人は収入が跳ね上がるってことかな。ただ、プロアスリートは日本でも海外でも常にクビのリスクがあるが、日本での企業勤ならそのリスクが小さい点が異なるのかな。




日本だって実績もなにもないドラフトの新人に契約金1.5億円とかやってるし、似たようなもんでしょ。

藤浪の資質が評価されたということ。逆に言えば日本で実績があっても球質などにより評価されないこともある。



→新人契約金出来高プラン+で1.5億円で出来高クリアーしたら5千万円貰えるはず




・日本に比べ、大型の契約になる事は事実だが、果たしてそれが幸せな野球人生になるかはわからない。

まあ将来のために億単位の貯蓄を作るつもりならやる価値はあるんだろうけど、失敗した時に良く挑戦したと好意的に評価される土壌は日本にない。

過去の例から見ても、センスとフィジカルだけの選手は通用しない、恐ろしく高い意識と思考能力は必須だろう。



・>最近の新人は怖いもの知らずというか、なんというか……
1年目で口にするなんてできませんでしたよ

なんでメジャーに行きたいというのが怖いもの知らずなんだろうか。

メジャーで通用する実力が付いたらチャレンジしたいのは当然だし、1年目なら「自分にはメジャーで通用する実力なんてとてもとても」なんて言ってほしいの?

NPBの上位にいけばメジャーに行ける評価は得られるんだから、メジャーに行きたい=NPBで活躍したいという意味ともとれるじゃない。




人材流出?いいじゃないか。枠が決まっているプロ野球は誰かしら新しいスターが出てくるもの。

希望者はメジャーに行き、NPBは新しいスターの誕生を待ちわびる。このサイクルが確立されるのが重要である。





物価の違いをちゃんと説明しないと、詐欺と一緒だと思うが?ニューヨークと東京の物価って一緒なんですか?全然違うでしょ?

それと、NPBとメジャーでは、組織が負担してくれる部分もだいぶ差があるだろうし、一概にただただ高いとは言えない。ましてやメジャーの方がめちゃくちゃシビアだから、成績残せなきゃあっさり切られる。

日本はドラフトかかった自国の選手なら、本人から申告とか問題行為でもない限り、それなりに長い目で見てるし、辞めてからも面倒見てるからね。

何でもかんでも隣の芝生状態では良くないよ。




・30年前、日本の景気が良かった時代には大リーグが人材流出を危惧した時代があったんだけどね。




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