“金満派・育成派”FAバトル泣くのはどっち? 日本ハム、広島、ヤクルト…カネがなくても優勝できることを証明
横浜DeNAの山口俊投手(29)が8日、今季取得した国内FA権を行使する申請書類を球団に提出した。今オフ、移籍の可能性があるFA権行使は、これで5人目。
資金力があり獲得に積極的な“金満派”球団と、今季優勝した日本ハム、広島にならい、高額の選手を無理には引き留めず、カネをかけずに自前の選手を育てる“育成派”球団の色分けが、今年のFA戦線ではくっきり分かれてきた。 (塚沢健太郎)
「(来季DeNAは)優勝を目指せるチームと感じている。その中で…」
山口はそこまで話すと言葉に詰まり、メガネを取り、涙を拭った。約30秒絶句した後、「FAする意味合いというのもわかっていますし、そういうところで悩みました」と声を振り絞った。
これまでFA宣言した際に涙を流した選手は何人かいるが、その中で残留した選手は記憶にない。出ていくことになるチームとファンに申し訳ないという涙で、山口も腹の中は移籍で固まっているのだろう。
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20161110/bbl1611101130005-n1.htm
・金満でも優勝できない球団もある
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