走塁妨害
https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2022/06/03/0015357235.shtml

これであなたも「走塁妨害マスター」広島―オリックス戦のジャッジを解説―

(1)適用された定義と規則※抜粋して表記 

【公認野球規則 定義51 走塁妨害 野手がボールを持たないときか、あるいはボールを処理する行為をしていないときに、走者の走塁を妨げる行為】【同6.01h(2) 走塁を妨げられた走者に対してプレイが行われていなかった場合には、すべてのプレイが終了するまで試合は続けられる。審判員はプレイが終了した後に、必要とあれば、その判断で走塁妨害によって受けた走者の不利益を取り除くように適宜な処置をとる】  

(2)実際のプレー 

今回のケースでは走者・野口が、打球に届かなかった三塁手・坂倉を避ける動きをして走路を迂回することになった。これは守備者の「妨げる行為」に該当する。そして、打球が坂倉の横を抜け、「打球に対する守備者」ではなくなったタイミングだったので「ボールを持たない」「処理する行為をしていない」の条件にも当てはまる。よって、走塁妨害のジャッジは妥当だ。  

(3)判定の基準 

坂倉が打球を処理しようとしているタイミングでは「守備者優先」となり、走者と接触するなどした場合は「守備妨害」となる。だが、今回のように打球が抜けて守備行為と判断されない状況では「走者優先」に変わり、接触がなくても走者が迂回するなど「妨げる」ことになれば走塁妨害が宣告される。走塁妨害があった走者については、先述の規則に基づいて審判員の判断で進塁が認められる。今回は妨害がなければ本塁は「セーフ」だったと判断された。


(全文はリンク先)
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/06/03/kiji/20220604s00001173189000c.html


・もし本職の三塁手なら、ボールを追いながらもランナーを視界に入れて、自分から避けてるんだろう。。
でも坂倉は慣れないサードの守備に必死で、周りを見る余裕なんてなかった。
ルールに即して厳密にジャッジすると、それは走塁妨害に該当しましたってことだな。



・カープファンだが、何度もリプレーを見たうえで、この判定は仕方ないと思っている。
ただ、坂倉もとっさに走者をよける動作をしていれば、もしかしたらこの判定にはなっていなかったかもしれない。まあ、坂倉は本職が捕手なので、まだまだ勉強しなくては…。



続きを読む⊂( ●▲●)⊃