【広島】薮田和樹の最終登板は外野にグラウンドキーパーのみのシート打撃 床田のオファーで実現
<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>
シーズンオフの静かなマツダスタジアムに、ユニホーム姿の3選手がグラウンドに出てきた。床田寛樹投手(28)と野間峻祥外野手(30)。そして今オフ、戦力外通告を受けた薮田和樹投手(31)だった。さらに昨季限りで現役を引退した白浜裕太スコアラー(38)もキャッチャー防具を着けて姿を見せた。
打撃ケージが用意され、ケージ後ろには庄司隼人スコアラー(32)もスピードガンを持って構えた。15日のトライアウトを受ける薮田のため、グラウンドキーパーが外野を守るだけのシート打撃が行われた。
きっかけは床田の「薮田さん、対戦しましょう」という一言だった。「カープのピッチャーと対戦したかったんですよ」と笑うが、新天地を探す先輩を思っての行動でもあった。
「たぶん先輩の中で一番仲のいい先輩。家族ぐるみで仲いい。(戦力外通告後に会った)最初は泣きそうになっちゃった」
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https://www.nikkansports.com/baseball/column/bankisha/news/202311090000937.html
・新入団選手に期待する一方、カープを去っていく選手もいてファンとしては言葉では言い表せない感情になる。選手たちにとって野球は人生の全てをかけたものだろうから。
去り行く選手への仲間たちの気持ちも次のステップへの大きな後押しになる。
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