【巨人】高田萌生と楽天・高梨雄平が電撃トレード　同一球団同士で約３週間に２度目の成立は超異例

高梨は左の変則サイドスローで中継ぎのスペシャリスト。プロ１年目の２０１７年に４６登板、防御率１・０３の好成績を残すと、翌１８年は７０試合に登板し、１勝４敗ながら防御率２・４４。同年オフの日米野球で侍ジャパンに初選出された。

　昨年は４８試合に登板し、２勝１敗、防御率２・３０。被本塁打ゼロと安定した投球を見せた。今季は分厚い選手層もあり、１軍登板はないが、２軍では公式戦２試合に登板。コンディションは問題ない。

　巨人は昨年、左のリリーフとしてブルペンを支えた田口が今季先発転向。現状の左のリリーフは１軍では高木、藤岡、中川が奮闘。ファームでは大江や戸根が控えているが、長いシーズンを見据えてさらなる強化に着手。将来の右のエース候補と期待されてきた高田を交換要員に、経験豊富な高梨の獲得に成功した。

　巨人と楽天は、先発と中継ぎができる左腕・池田と右の大砲・ウィーラーの１対１の交換トレードが６月２５日に発表されたばかり。同一球団同士で、約３週間に２度目のトレード成立は超異例だ。戦力底上げ、球界活性化に積極的な両球団は考え方が一致し、電撃トレードが成立した。

https://hochi.news/articles/20200714-OHT1T50062.html

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