カープアカデミーから「助っ人」が育つ理由カープのお家芸を見たり!! 生え抜き中心の強いチームを作ってきた王者の秘密に迫るべく「阪神目線」から、セ・リーグを連覇した広島の日南キャンプと日本一に輝いたソフトバンクの宮崎キャンプに潜入しました。第3回は広島の外国人編です。阪神と広島との差は「外国人」の差。そこに異論は挟めません。6月の交流戦で4戦4発デビューを飾ったサビエル・バティスタ内野手(25)の出現は球界を騒然とさせました。バラ色のオフかと思いきや、宮崎・日南で猛練習。緒方孝市監督(48)を直撃し、カープ伝統の「助っ人育成」に迫りました。~中略~広島のキャンプ潜入3日目だ。野球記者はキャンプ中、指先でカチッカチッとカウンターを連打する。「694」。さて何の数字でしょう? カープの強さの秘密を追ってきたが、一日中、刻み続けた数字を見て、またもや驚かされた。コレ、カープの外国人選手、バティスタが球場に着いてから帰るまでの合計スイング数なのだ。今年6月に支配下選手登録されるとデビュー戦から4試合で4発。今季11本塁打を放った大砲だが、メヒアとともに秋季キャンプで大汗をかいていた。助っ人なのに、この時期に、なぜ、バットを振りまくるのか。そもそも、助っ人なのに、なぜ、秋季キャンプにいるのか。みんな、続々、帰国していく時期だ。もちろん、阪神でも見られない。この疑問を一笑に付したのは緒方だ。
緒方 あの子たちは「助っ人」で入ってきたわけじゃない。ドミニカ共和国の選手で、身体能力はすごく優れている。でも、最初、野球を全然、知らないのを見ているからね。そのなかで伸びしろを感じた。日本人選手と意識的に扱いは一緒。野球をイチから教える。外国人選手を「助っ人」に育てる意味合いだから。2人は広島が90年に同国で創設したカープアカデミーの生徒だった。15年秋から、練習生として秋季キャンプに参加。粗削りだがキラキラ輝く。緒方はダイヤモンドの原石を見た。「ものすごく取り組む姿勢が真面目。どんな練習をしても貪欲で、日本人の若手と同じ練習量を文句1つ言わずやる。野球を吸収したがっている」。キャンプ初日には11カ所打撃でも延々2時間以上、バットを振った。連続ティー打撃でヘロヘロになり、守備でユニホームは泥まみれになっていた。~中略~とにかく殊勝で前向き。スラッガーが努力すれば鬼に金棒だ。今季、外国人打者が機能しなかった阪神からすれば、うらやましすぎる。しかも、緒方は「バティスタも、今年は経験させるくらいでしか思ってなかったから。本当の意味では来年、中心選手として期待している」と恐ろしいことを言う…。取材時間が尽きた。帰り際、緒方は不敵に笑う。「いい気分転換になったやろ」。濃密な練習量、実戦的な工夫、常識破りの外国人育成…。ため息をつきながら、車で宮崎県を北上した。(全文はリンク先)
・バティスタ、メヒア両選手本当に真面目に努力してくれて好感が持てます。
引退まで広島でベースボールじゃなくて野球を楽しんでほしい。
・ほんとアカデミーが形になるまでが長かった。
つい最近までここからカープに入団する人なんていなかったから…。
これから継続的に人材を得られるようにのかな。懐に多少の余裕も出てきたみたいだし。
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・まだまだ、成功とは言えない。幸せだが。
・本当にカープアカデミーはね。お金のないなかで
いかに強くするかを考えてるからね。
ここからメジャーリーガーも出てるんだから。
探してくるよりつくればいいってことか。
・ガタイのいい身体能力が高い日本人選手という位置付けなんだろう。
原石を見つける眼力と磨きあげる腕がないと無理だね…
・身体能力の高い選手を鍛え上げる。
でも、いくら練習しても、守備と走塁に難があることが多い。
日本の野球少年は、小学生の頃からチームプレーを徹底させられて育って来ているので
緻密で丁寧なプレーが出来るが、プロになってから俄かに守備や走塁の状況判断力を鍛えても難しいということなのかもしれない。
・まず助っ人を決して独りにしない。さらには日本にいる家族のサポートもする。ここから他球団とは違うんだよな。だからこそ日本に馴染むし、野球の練習方法や、スタイル等も受け入れて出来る。
・ドミニカアカデミーがここまでなるのに、どんなに苦労したことか。今やっと、その苦労が報われる時がやってこようとしている。ちなみにソリアーノ選手も年俸のことで球団と揉めて退団した経緯がある。長い期間戦力となるような選手も育たなかったしね。 チェコ投手が懐かしいカープファンより。
・緒方の話す様子が目に浮かぶようだね。
この酒井記者が、阪神のキャンプを見てどう感じたかのレポートも見てみたい。
っていうか、セ・リーグ6球団をぜんぶ見てそれぞれどう感じたかを聞いてみたい。
・二人とも謙虚で真面目。
心から野球が上手くなりたいと思ってる。
野球少年のような選手。
・「カープアカデミー」を設立して、かれこれ、30年近く経つと思うが色々と苦労されて来た。
バティスタ、メヒア選手等が今季は活躍。
まだまだ、経験不足なところはあるが、来季以降が楽しみ。
・市民球団でそれを長年やれてる事が凄い。
しかも毎年黒字で赤字一回もないでしょ?
唯一SoftBankは近い事やって結果出してるかな?
あとドラゴンズの独自ルート開拓もいいよね。
・最近この二人が、本当に久しぶりにアカデミーから1軍に出てきたのだがこれじゃまるでずっとドミニカンを安定供給しているようなニュアンスだぞ。
アカデミーの選手が1軍で戦力になったのは、本当に久しぶりだったはずだが。
やたらと育てるのがうまい、育成が上手いという方向に画一的に報道し過ぎ。分かってない記者が多すぎる。
→投手もいるんだけど一人前に育てるのは難しいし、投手で素材の良いのはメジャーで囲まれちゃうんだろうね。
現状ではバディとメヒアが同時に出てきたのがレアケースだと思った方がいいよ。
・外国人選手も、チームの一員だから他の選手と同じように練習するのは、当然!でも、彼らの取り組み姿勢には、本当に頭が下がる。多分、エルドレッドから影響を受けいるのかもしれない。やっぱり、カープの外国人選手は、エルドレッドの存在によるものだと思う。エルドレッド、また来シーズンもチームそして、外国人選手を引っ張って行ってくれ。
・オマケでファンから愛される通訳も育てました(笑)
→オマケと呼ぶにはキャラが良すぎる(笑)
・バティスタ来シーズン全試合スタメン出場するようになれれば
一気にホームランキングの可能性あると思います
・ソリアーノは日本で2安打、でも年俸調停の末、メジャーそしてアメリカンドリームを掴んだ。
バティ、メヒア、活躍しても年俸で揉めないでジャパニーズドリームを掴んでください。
・まぁ、エルちゃんだってカープで育った感じはあるがw
特に外国の方は日本での生活やチームに馴染めたりという
野球の前段階でかなり難易度の高い話だからね
チームカラーに合う選手、というのも大事だろう
・阪神の西岡が怪我の為2軍で調整している最中にも、バティスタとメヒアについてコメントしていたね。
「2人の選手に勉強させてもらえました。 広島カープのメヒア選手とバティスタ選手です。その試合の中で誰よりも真剣に集中して一軍の試合のつもりでプレーしてる姿に勉強させられました」と。ハングリーさは並大抵じゃないんでしょうね。
・ソリアーノいつか始球式とかでマツダスタジアムに来てくれないかな。
・ひとえに先見の明ですね。
殆ど大リーグからの助っ人頼みの時代にアカデミーを作り、継続した事に尽きる。
・バティスタもメヒアも今季はよくやったと思う。特にバティスタは1軍での打席が良い経験値として蓄えられたと思う。
メヒアは経験値こそ不足してるが実力的には問題ないだろう。共通する課題は守備、走塁になるだろうから、来季からが勝負の年になるだろうな。
メヒアは経験値こそ不足してるが実力的には問題ないだろう。共通する課題は守備、走塁になるだろうから、来季からが勝負の年になるだろうな。
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コメント
コメント一覧 (10)
日本にとどまらないスケールのでかい選手になって欲しい。
つか助っ人ってもはや死語だろ
大事に育ててすくすく育ってほしいよね。
そもそもが「MLBに入れなかった選手を拾い上げよう」ってところから始まってるワケだから
広島人の世話焼き気質や義理人情が伝わってるのかなぁ
みんなエエ子や
それは供給過多になってから考えればいいでしょ
よそから連れてきた外国人選手と自前で育成した選手を同じ枠にするのは納得いかない。
投手で戦力になったのはチェコだけで野手なんてレギュラーになれたのは一人もいない
そこそこ戦力になったと言えるのがペレス、ロサリオに続いてバティスタでやっと3人目
30年弱でこの成果をどうとるかはとらえ方次第だとは思うが満足のいく結果ではないのは間違いない
まあ何が言いたいかというとバティスタとメヒアにぜひ(もちろん名前も知らない未来の選手も含めて)堂々とアカデミー大成功と言えるほどの活躍をして欲しい
18歳即戦力を手に入れられそう
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