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首位浮上の裏に意識の高さ　ＤｅＮＡ新人に仕掛けた〝わな〟に「俺らはだまされるな」

相手の走塁に絡んだ守備に対する意識の高さを物語るシーンが31日の試合にも表れた。0―0の3回の守備で一死一塁からエンドランを仕掛けられ、相手打者・桑原に一二塁間を破られた。

しかし、一塁走者だった度会は三塁を狙うそぶりもなく、二塁でストップ。実は度会の三塁進塁を阻止した裏には、遊撃手の矢野の〝フェイク〟が大きく絡んでいた。

矢野は度会が二塁に向けてスタートを切ると、遊撃の守備位置から二塁のベースカバーに。実際には打球は右前に抜けていたのだが、あたかも度会に「4―6―3」の二ゴロ併殺を連想させるような動きを見せてまんまとだましていたのだ。

しかも、その後の赤ヘル戦士たちのリアクションも意識が高かった。赤松外野守備走塁コーチは「ベンチに帰ってきた選手たちから『俺らはだまされるなよ』と、すぐに声が飛んでいました。

相手に同じことをやれても、引っかからないように、という意味だと思います。もちろん、ミスは起きた後でも反省できますが、できるのであれば事前に予測し、未然に防ぐのがベストでもありますから」とうなずいた。

人のふり見てわがふり直せを地でいく赤ヘルナイン。首位再浮上は偶然ではなく、敵のミスさえも自分たちの血肉に変えていきそうだ。

(全文はリンク先)

※記事の最後に矢野雅哉のフェイクプレーの動画あり


・90試合目、打撃陣の抜本的な底上げは今シーズンはもうなさそうですが、いかにロースコアの展開に持ち込んで勝ち切るか、ある意味それに特化した戦術のひとつだと思います。

これから最終盤にかけてますます広島野球の本流になりそうです




・守備への意識も勿論素晴らしいが、その集中力を1試合を通して持続できる気力も素晴らしい。
野球は9イニングとはいえ、各チーム1試合約150球も投球する。

ということは少なくとも毎試合150回は集中力の緊張と緩和を繰り返している訳で、この暑い中ミスが許されない状況でそれをするのはとてつもない精神力が必要だと思う。









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・矢野は間違いなく日本を代表する内野手になるね。打撃も伸びてきた。チームには菊池と言うお手本がいる。カープはこの上ない素晴らしい環境だろう。





・守備そのものもレベルは高いがこういう野球脳は普段から考え、練習してないと養われないと思う

過去のプロ野球の試合でもベースカバーを怠ったが故にアウトカウントを稼げなかったり、最悪の場合暴投のようになりさらに状況が悪化する展開を定期的に見る

基本に忠実なのはもちろんだがその応用力の高さを矢野から凄く感じる
そして記者もこういう一見見過ごしそうな部分を取材・観戦でしっかり感じ取って記事にしていることも流石だなと感心する




・度会がセカンドで止まったのが不思議に思ってたら、こんなプレーやってたのか。

外野手がフェンス直撃の打球を捕れそうなフェイク仕掛けることは何回か見たことがあるけど、内野手でゲッツーのフェイク掛けるって話は初めて聞いた気がする。矢野のアドリブだったのか普段から練習してるのかはちょっと気になったし、菊池とかなら考えてて各野手に考えを共有しててもおかしくないとは思った。

普通の守備だけでも凄いのに、こういうところでもまた驚かせてくれるのはファンとして嬉しい。次はどんなプレーを見せてくれるんだろう。楽しみでしかない。








・矢野だけじゃない、他の選手も全員がそういった意識を持ってる。いや広島だけではない。他のチームでもライトオーバーのヒットを捕れる動作をして、ランナーをだますことをよくやってる。

プロなら当たり前。度会の場合、ショートを見るのではなく、コーチャーを見ればいいだけ




・だからなんだ。何で３塁行かないんだろう？テレビでわからなかった。矢野は場面場面で本当に落ち着いているのがわかりますね。打席でも何とかしようという姿勢が見えるし。プロの中でも本当に努力しているのがわかります。今からが正念場ですね。




・普段からこういう展開も想定して練習しているかの差は大きいよね、昨日の横浜敗戦の記事やユーザコメントを読んでいると、例えばショート森の守備での軽率さだったりとか、散々書かれているベイスターズ首脳陣の送りバントへの意識だったりとか、チームとしての意識の違いに大きく差があるなと感じる

得点力が乏しいのなら、どれだけ１点を意識して取りに行くか、どれだけ失点を防ぐようにするか、カープの失点数の少なさは自慢の投手陣の力が基盤になっているのは間違いないけれど、それに加えて野手陣の守備への意識や上手さも大きく貢献しているなと思う




・矢野の存在がとにかく大きい！

打撃もそれなりに打てるようになったことでショートに定着して、それによってショートだった小園が毎年カープ課題のサードに回せた。小園もサードで良くやってるようで、守備に関して本当に固くなった。監督が掲げる守り勝つ野球ができてる。




・小園も年々ショート守備上達してたけど、さすがに矢野と比べるとね。
ショートのUZR見ても圧倒的、守備範囲に関しては友杉がなんとか付いてきてるけど併殺とエラーの指標で突き放してる。




・一塁意外は、内野守備位置が固定出来ましたね！
矢野選手の打撃力の成長と野球IQの高さに驚かされます。
彼のファンだったので、今シーズンはレギュラーで、しかも活躍する彼を観られて、嬉しいです。

小園選手は悔しいでしょう…それなのに、腐らずによく頑張っている。
本当に良い選手だよね。

彼は身体も大きいし、打撃力もある。
三塁ならば、遊撃手よりも選手寿命か延びると思うのよ。




・矢野がショートに定着して、センターラインがしっかりしてきたのが本当に良く分かります。彼の守備は賞賛に値するプレーが多いです。何とか２割後半くらいまで打率が上がる息の長い選手になって欲しいですね。




・恐れ入った。こんなハイレベルなことされたら、行き当たりばったりに野球してるベイスターズではとても敵わないな。競争力高い企業文化のように、強いチームは勝つためのDNAが脈々と受け継がれている。

ベイも個人プレーだけでなく、こうした勝つための遺伝子を作りつなげていかないと優勝できません！




・ミスして取られても、打って取り返すことができるのがDeNAのイメージです。でも今年は球が飛ばないと言われ、投高打低。
打てないカープには有利で、逆にDeNA には不利な年なのかなと…




・両チームの守備に対する意識の差だと思う。
キャンプでDeNAは昼には練習が終わり、内容も打撃がメインで守備走塁は流す程度と複数から聞いている。

如何に打撃が良かろうが、超一流の選手でも3割がやっと、ホームランに至っては更に確率が下がる。非効率な打撃頼みでは、長期のリーグ戦を安定して戦い切る事は難しい。




・こういうチームがやっぱり強いんですよね、必ず競り勝てます。

一勝への一点へのこだわりがわかりやすく見えるのが新井カープ、「他人のフリ見て我がフリ直せ」とは今の三浦ベイに必要なキーワードなのでは。




・打ち勝てないなら打たなくても勝てるやり方でやれば良い、を地で行ってるカープ。かと言ってこういうフェイクや走塁意識改革は一朝一夕でできるもんじゃない。

あらゆるシチュエーションを想定して相当な練習をしてるんだと思う。カープのキャンプに密着してどんな練習をしてるのか見てみたい。








・現代はピッチング、そしてバッティング技術は格段に上がり、素人もそういう技術を簡単に学べる時代になったが、その分、守備面の細かい所作やトリック動作などへの意識は薄れたように思う。

矢野はそういう時代に現われた、「帰ってきた昔のカープ野球体現者」のように思える。
例えば、入った当初からキャッチャーからの送球を受けて盗塁してきた選手をタッチする速さが、小園のそれと格段に違っていた。

小園は総合的に秀でた選手だが、守備意識の高さの違いがそういう点に表われていた（いまは小園も速くなった）。




・矢野のフェイクもセカンドが菊池だからこそ成立するプレーですよね。並みの守備力ではないので、ランナーも「菊池選手なら打球を獲ったかも」と思わせていることが重要。

今年のカープは決して派手に点を獲れるチームじゃないけど、派手に点を獲られるチームでもない。こういった細かなプレーで相手との微差を生み、それが試合結果として僅差勝ちに繋がっていると思う。








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