【広島】引退試合を1人のものにしなかった一岡竜司 ブルペンでの球数に込めた仲間への思い
「ザキ(中崎)にボールを渡すときと(試合後セレモニーでの花束贈呈の大瀬良)大地のはグッとくるものがありました」
抑えた喜びよりも、打たれた1球が強く胸に刻まれる酷な役割をまっとうできたのは、仲間の存在が大きかった。
一岡にとって、最終登板の前にやるべきことがあった。ブルペンでの投球練習。通常なら10球前後で終える球数を“16”球に増やしたのだ。
「まさか僕がこんな盛大に送り出してもらえるとは思わなかった。本当にありがたい。だから、猛の分もと思ったんです」
球数は、21年限りで現役を引退した今村猛の背番号を意味していた。
試合前から新井監督に一岡からバトンを受けることを告げられていた中崎も、自然と続いた。「一岡さんを見ていたら“16”球投げていたので、僕も」と、通常の球数よりも多い“16”球を投げ、一岡が待つマウンドに向かった。
一岡の最終登板に涙した今村は後日、2人の思いを伝え聞くと、また泣いた。
10月1日阪神戦は一岡だけでなく、今村の引退試合でもあったのかもしれない。
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https://www.nikkansports.com/baseball/column/bankisha/news/202310110001189.html
・いっちーの引退試合は、本人泣いてないのになぜかずっと涙。この記事で、また涙。球団に残って欲しいけど、どんな選択をしても応援したい。
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