緒方孝市「カープは自前で育てながら勝つチーム」

「カープは自前で育てながら勝つチーム」 緒方孝市前監督が語るカープ野球の伝統。

緒方氏がカープの主力、球界を代表する外野手へと駆け上がっていった時期、プロ野球界はFA制度、ドラフト逆指名制度など、カープにとっては逆風の時を迎えていた。プロ野球界が変わっていく中でも、カープで戦い続けてきた緒方氏だからこそ感じることがある。

「『カープは自前で育てながら勝つ』。こういうチームだと思っています」

 FAで主力選手が流出しようとも、有力な新人選手が獲得できなくとも、猛練習で若い選手を育てあげる。当然どのチームにも言えることかもしれないが、特に逆風が強かったカープにとっては特にこの要素が大事だということだ。そんなカープ野球の伝統こそが、後のリーグ3連覇につながったとも言えるだろう。1991年以来、チームは25年間優勝から遠ざかった。

しかし、時代の変化に対応しながら、カープは自前で選手を育て続けた。そして自身が指揮官として優勝を果たした2016年、当時の主力メンバーはカープが自前で発掘し、猛練習で鍛えた末にレギュラーポジションを獲得した選手が大半だった。


・中々有望な選手が入ってこなかった2000年代だがやはり逆指名が撤廃されたのが転機。
独自のスカウト精神で選手を集めて育て、マツダスタジアムに移転しカープも上昇気流に乗り始め、それが3連覇に繋がった。

緒方さんには客観的にカープを見てもらって新しい発見をしてほしい。




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自前で選手を育てること以外でも、他球団との違いを感じることがある。それはカープ球団と広島という土地の強い結びつきだという。

「カープは他球団と全く質が違うということです。原爆の焼け野原からチームが誕生し、広島の復興という部分からスタートした歴史があります。そういった歴史の中で生まれた球団であり、復興のシンボルとして誕生した球団であるカープはただの球団ではなく、広島の人々にとっては生活の一部なんです」

 18歳でカープに入団してから33年。人生の大半をカープの選手、指導者として過ごしてきた。生まれ故郷で過ごした時間よりも、広島で過ごした時間の方が圧倒的に長い。生きていく上で大事なさまざまなことも、カープ球団、そして広島から学んできた。

だからこそ、広島の人にとってどれだけカープが大事な存在なのか。緒方氏はそれを理解している。

(全文はリンク先)


・資金が乏しいゆえに、育成に力を入れて現在のチームの基礎を作った。それがカープの歴史。



・他球団ファンだけど25年ぶりの優勝は感動で泣いた。



・こういう記事が出ると、必ず貧乏球団とディスってくる奴がいる。
まあ、その通りなんたけど…、

広島で育った人にしか分からないだろうが、やっぱり広島のシンボルはカープなんだよ。弱かろうが、人気球団になろうが、『ワシらのカープ』なんだよ。老いも若きも男も女も応援せずにはおれんのよ。






・FA流出よりも、逆指名制度が一番の逆風だった。育てようにも、その素材が根こそぎ裏金で持っていかれる。



→2002年からの原政権における巨人の黄金期は、間違いなく逆指名制度と裏金によって築き上げられたものだからね。
一場問題が明るみになって、この制度が廃止された後、しばらくは戦力に貯金のあった巨人が強かったが、その後は急激に衰えた。



→もう土俵にも上がれない感じだったね。地元で高校生の時から目をかけてた二岡を持ってかれたのは痛いを通り越してショックの極みだった。



→ただ、結局ナベツネがオーナー辞任して会長に退く原因になったのも…逆指名制度下での協約をはるかにオーバーする契約金を阿部や二岡とかに渡していたのがバレたのと、一場事件とかのウラ金問題がバレたせいですからねぇ…。

あれで逆指名制度は撤廃に追い込まれ、ナベツネの球界に対する発言力も明らかに弱まりましたから…一時的に巨人の戦力は充実しましたが、結果的にはその後の巨人の迷走を招いた気がしますね…。



・広島にとって逆指名制度は辛かったろうね。
マネー勝負では他球団に勝ち目はなかったからさ。

FA制度でもたくさんの主力選手を失ってしまったよね。

ただFAで去った選手が出るたびに若手選手にチャンスが訪れてチーム内に活気が生まれていたようにも見えていた。



→広島ファンから言わせてもらうと、FAで出ていかれたころ若手がどんどんでてきて活気があったと言われますが、活気は全然なかったです。

今思えば暗かったですね。

その中で個人成績だけが楽しみでした。
前田が3割打ったとか嶋が首位打者とったとか
ピッチャーは1人が2桁勝つのがやっとでした。



→逆指名の中でカープを逆指名してくれた黒田さん
どこまでも感謝しかない



・ドラフト逆指名制度(1993~2006年)で広島が指名した選手

1993年 4位 福地
1994年 1位 山内、2位 嶋、4位 高橋健、5位 横山
1995年 1位 長谷川
1996年 1位 沢崎、2位 黒田
1997年 3位 林、4位 小林、5位 倉
1998年 1位 東出、4位 森笠、5位 小山田、6位 新井
1999年 3位 栗原
2000年 2位 廣瀬
2001年 1位 大竹、4位 石原
2002年 自由枠 永川
2003年 ----
2004年 ----
2005年 3巡 梵
2006年 1巡 前田健、3巡 会澤

2000年代前半は苦しんだが、90年代は上位下位ともにいい選手が獲れている。

それに近年だと、菊池はドラフト2位、丸はドラフト3位
他が目をつけていない選手を獲れているのも大きい。



・逆指名制度という逆風が有ったからこそ、スカウトの選手を観る目が鍛えられていき、現在の平等なドラフトで良い思いが出来ている。

最近はクジ運の良さも手伝って良いドラフトの成果が出ている。まぁドラフトの成果というのは時間をかけなければ分からないことだし、1位でギータを獲らずに福井って年も有ったけどね。

またあの時代遅れの逆指名制度が復活するなんて有り得ないことだし、FAが存続されても25年連続でBクラスなんてことはこの先はないと思う。



・逆指名が負の歴史として扱われてるけど、黒田は逆指名で広島に来てくれたという事実もある。






・広島が3連覇できたのは全て緒方さんのおかげなんだよな。
又いつか監督で戻ってくるだろう。



・カープは他球団とは全く質が違うと言う事です。からの行、そうそう、そう言う事なんよね!だからと言ってカープがすごいとかどうこうって話では無いんだけどね。



・少し表情が柔和になったようなきがするね、緒方さん。これからは大好きな野球を楽しんでもらいたい。ずっとしんどそうだったし。



・他球団ファンだけど、現役時代も監督時代も緒方さんは熱い人だなって思ってたし、そういうイメージでした。だから、こんな穏やかな表情初めて見たかもしれません。

今後、野球中継で緒方さんの解説聞くの楽しみにしてます。特にカープの試合。



→審判とのハッスルプレーはチームを預かる者としての良さがあったと思う



・弱いときに補強をしっかりしないとというファンって本当多い。
育成でしょうというと待ってられないという意見意外に多い。



・緒方が現役だった頃の広島って時代遅れの根性論で練習がハード過ぎて怪我人が毎年ボコボコ出てたイメージ。



・個人的にはブラウン監督の時にマツダスタジアムできてマエケンが台頭しはじめた時から潮の目変わってきたと感じる、それまで投手は黒田、野手は新井中心だったけどその2人におんぶに抱っこでどうにもならなかった気がするあと逆指名廃止してくれたお陰で裕福じゃないカープにも有力選手入団してくれるようになった



・それぞれの球団の特色があっていい。
育成のカープ、絶対勝利主義の巨人。

早く開幕しないかと思っています。



・カープのドラフト戦略は素晴らしいよね。
数年先を見て指名してる。
ただ、キャッチャーは會澤のまさか?の成長で飽和感はあるかな。



・今も好素材が多い。どのように成長するか楽しみで仕方ない。



→好素材が多いのは確かですが、だからこそせめてコーチ陣だけでも、他所から優秀な人を連れて来て欲しい

カープのやり方しか知らない指導者だと、育成の引き出しに限界があると思う



・巨人や阪神がお金を出して補強をすることで球団として成り立つのに対して、自前で育てて去る者を追わずというポジションで経営する球団があるのは当然。

2016年からの3年間はFAまで年数がある若手選手が、一気に急成長したエネルギーで優勝まで突き抜けた感じ。

だが、この割り切りも決して簡単じゃない。

やっぱり一緒に戦ってきた仲間が敵チームに移籍するのは、選手の実力やお金だけでなく、精神的に厳しいのもあるから。



・自分は、財力にモノをいわせて勝つ球団だったらカープファンになってません。逆に関東在住なので某金満球団が地道にどこの球団でも出来るやり方で強くなったのなら、その球団のファンになっていたかも知れません。



・今年度のドラフトは実戦を見る機会が少なくなっている分、各球団のスカウト力が試される年になるのかもしれない。
カープがどんな選手を指名するのか注目しています。








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