名コーチ・伊勢孝夫が指摘する今のカープに決定的に足りないもの昨シーズン、セ・リーグの優勝争いが激化するなか、広島は8月終了時点で貯金13をマークし、首位を走っていた。優勝も視野に入っていたが、広島の戦いに疑問を呈し、「まだわからんぞ」と語っていたのが解説者の伊勢孝夫氏だ。その理由は「ムチを入れるのが早すぎた」こと、そして「今の打線は息切れする」というものだった。ー昨年9月以降の大失速の理由「ピッチャーで勝ってきたチームが、優勝が見え隠れし始めた途端、萎縮してしまったんです。もともと攻撃力が強いチームではなかったので、『なんとかして抑えなければ』という意識がピッチャー陣に広がってしまった。その結果、力のある球を投げ込めばいい局面でも、コースギリギリを狙うあまりカウントを悪くし、四球を出すか、痛打されるかという悪循環に陥ったんです」ー長打力ある日本人選手の育成あらためて振り返ると、やはり外国人打者が合わせてホームラン1本という数字が示すように、この攻撃力では厳しい。これでは勝負にならないというのが、私の考えである。投手陣の信頼を回復させるだけの打力を向上させる必要がある。ー起爆剤となりうる選手がほしいそしてもうひとつは、長打、アベレージとも突出したものはないが、どちらも平均的な数字を残せる選手がいる。わかりやすい例を挙げるなら、ヤクルトの塩見泰隆のような選手だ。一発に頼らなくても、こうした選手を複数育てることで打線の軸ができて、得点力アップが期待できるわけだ。とはいえ、今の広島打線を見ると、遠くに飛ばせる選手の育成は急務だ。そこはドラフト戦略から見直すべきかもしれない。遠くに飛ばすパワーというのは鍛えればなんとかなるが、飛ばす感覚、ボールを捉える感覚というのは、なかなか教えられるものではない。(全文はリンク先)
・野村監督がエースと4番は育成できないと言ったのは有名な話で、記事にもあるように遠くに飛ばす能力というのは持って生まれたものがあるというのはそうなのかもと思う
・カープも長距離砲を育てるならドラ上位でそのような選手を狙っていく時なのでしょう
ということで佐々木に期待!