プロ野球広島カープのマスコット「スラィリー」の初写真集が完成した。デビュー２０周年を記念して製作された。

　タイトルは「スラィリー、じゃけん。遊び疲れた、宮島の帰り…」（ＫＡＤＯＫＡＷＡ、税別１０００円）で２７日発売。
世界遺産の厳島神社がある宮島や、海外からの「戦艦武蔵発見」の報に沸く大和ミュージアム（呉市）
など広島県内の観光名所など１９カ所をめぐった。

　性別がオスかメスかは不明だが、神楽門前湯治村（安芸高田市）では、下半身をタオルで隠したセミヌードを披露するサービスショットも収録。
カープ芸人のチュートリアル徳井義実（３９）から過去に「１２球団一気持ちが悪い」と笑いのネタにされたこともあったが、
“汚名返上”とばかりに「カープ女子」にモテモテのショットもある。

　実際にスラィリーの人気は急上昇中で、先月１日の球団公式グッズ販売会初日に、スラィリーの下半身がデザインされたイス２００個が即日完売。
写真集の編集担当者は「地元ではもともと人気だし、カープ芸人やカープ女子の影響で球団のファンの裾野が広がっていることも大きい。
チームの勝ち星が増えて、選手と一緒にどんどんお立ち台に上がってほしい」と期待している。

　今年は米ニューヨーク・ヤンキースから８年ぶりに復帰した黒田博樹投手（４０）の「男気」に地元ファンが心を躍らせている。
不動の二塁手で「侍ジャパン」にも選出された菊池涼介内野手（２４）は選手一のスラィリーファンで
「おまえの魅力をいちばん知ってるのは…俺だ！俺だ！俺だ！！俺だぁぁ～！！！」とヒーローインタビュー
でのお約束を交えて応援コメントを寄せている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150308-00000051-spnannex-soci