クロン、初安打の裏に「15分36秒」/カープ観測
広島ケビン・クロン内野手(28=ダイヤモンドバックス)が、阪神との練習試合で対外試合初安打を放った。4回に加治屋から左中間への二塁打。結果が出ずにフォームを崩していたが、朝山打撃コーチとの「15分36秒」の特別練習が初安打を呼んだといえる。練習内容は打ち込みの特打ではなく、話し合いがメインの“特話”だった。
復調のきっかけはこの日の朝にあった。宜野座での試合前、チームはキャンプ地コザしんきんスタジアムで練習。クロンはメイングラウンドでの打撃前、朝山打撃コーチと通訳とともに屋内練習場にこもった。「15分36秒」で打った球数は「39球」だった。メイングラウンドでは約7分間で50球だからスイング数が極端に少ない。マンツーマン指導は、技術面ではなく精神面。トス打撃の時間よりも対話の時間の方がはるかに長かった。「今は結果は気にしていない。自分のスイングをしてくれればいい」「一番いけないのはヒットを欲しがって小さくなること」…。打撃コーチからの言葉にクロンはうなずきながらスイングを確認。自分の思いもコーチに伝えた。(全文はリンク先)
・朝山Cて、こういう矯正とか指導は上手だからな。特に外国人には(バティスタとかもそうだった)